
「夫を味方にする方法」はピッコマで公開されている漫画です。
今回は12話を読んだので、個人の感想と考察をご紹介します。
夫を味方にする方法12話の感想と考察(一部ネタバレあり)
この記事では、第12話を読んだ感想と考察をお届けします。
一部ネタバレを含む内容となりますので、未読の方はご注意ください!
池に落ちたルードベキアと意外な真相
前回、何者かに引っ張られて庭園の池に落ちてしまったルードベキアですが、息が苦しくなり、体も自由に動かせないという緊迫した状況に陥りました。
命の危機に瀕した彼女を救ったのは、やはりイースケでした。
この展開は予想の範囲内だったかもしれませんが、それでもイースケが間一髪で現れ、彼女を助ける姿には安心感を覚えます。
やはり頼りになる存在ですね。
しかし、今回明らかになったのは、池にルードベキアを引きずり込んだのが魔物だったという事実です。
これには少々驚きました。
多くの読者が、ルードベキアに敵意を抱くフレイヤの弟ローレンツォや他の令嬢たちの仕業ではないかと疑っていたのではないでしょうか。
しかし、まさか魔物が関与していたとは思いませんでした。
さらに興味深いのは、エレンディールの中心部では通常魔物が現れることはないと言われていることです。
第6話でもルードベキアの部屋に魔物が現れるという不可解な出来事がありましたが、今回も同様に異例の事態です。
一体なぜ、魔物が出現し、しかもルードベキアを狙うような行動を取ったのか?
この異変の背景には、何か大きな陰謀や特別な理由が隠されているのかもしれません。
例えば、誰かが魔物を意図的に召喚し、ルードベキアを標的にしている可能性も考えられます。
そうなると、彼女が魔物に狙われる理由や、その背後にいる黒幕の存在が非常に気になります。
これまでルードベキアを快く思っていない人物が多く登場していますが、魔物を操るほどの力を持った人物が誰なのか、今後の展開に注目したいところです。
また、今回の事件により、イースケがルードベキアに「ここで待っているように」と言い残して去った際の用件が明かされないままとなった点も、謎を残す形となりました。
彼が何のために彼女を探していたのかも気になるポイントです。
ルードベキアを襲う謎の痛み
今回、池に落ちた事件をきっかけに、ルードベキアは全身に原因不明の痛みを発症するという新たなトラブルに見舞われます。
この痛みは、体の内側が焼けるように熱くなり、針で刺されるような激しい感覚を伴うものだそうです。
これだけでも十分つらい状況ですが、この痛みが単発的なものではなく、年に2~3回は起こる現象だという事実が明らかになります。
憑依後のルードベキアにのみ起こるこの現象は、原作の彼女にはなかったと推測されますが、物語の中では詳しい説明がされていないため、今のところ原因は謎のままです。
この痛みが憑依に関連しているのか、それともルードベキア自身に何か特別な理由があるのか、非常に興味深いポイントです。
また、これまでの展開を振り返ると、ルードベキアの周囲では「通常ではありえない現象」が立て続けに起こっていることに気づかされます。
例えば、魔物の出現や彼女の体調不良などは、偶然では片付けられない不自然さを感じます。
これらの出来事の裏に何か特別な理由が隠されているのかもしれません。
特に気になるのは、ルードベキアの体に発症する痛みが魔物の登場と何らかの形で繋がっている可能性です。
例えば、彼女自身が魔物を引き寄せる特殊な存在であるとか、彼女の体に何か異質な力が宿っているなど、今後のストーリー展開に大きく関係してきそうです。
謎が深まる物語への期待
第12話では、魔物が池に現れたことや、ルードベキアが全身に激しい痛みを発症するなど、物語が大きく動き始める伏線が数多く登場しました。
特に魔物の出現や、憑依後の彼女に起こる不可解な現象については、今後の物語の重要な要素になることが予想されます。
また、今回のエピソードを通じて、イースケが改めてルードベキアを助ける場面が描かれたことで、彼らの関係性にも少しずつ変化が生まれつつあるように感じられました。
普段冷淡な態度を見せるイースケですが、いざというときにはルードベキアを守る姿勢を見せることが多く、読者としても彼に対する印象が少しずつ変わっていきます。
イースケが次第に彼女に対して心を開いていくのか、それともあくまで「守るべき存在」として距離を保ち続けるのか、その変化が楽しみです。
また、謎が多い今回のエピソードですが、魔物や痛みの原因が明らかになったとき、物語は大きく進展することが予想されます。
誰が魔物を呼び寄せたのか、ルードベキアの体に起こる異変の正体は何なのか…。
これらの疑問が解き明かされるとき、物語はさらに深みを増していくでしょう。
まとめ
第12話は、魔物の登場とルードベキアに起こる体の異変という二つの大きな謎を中心に展開されました。
物語はますます不穏さを増しつつも、イースケとルードベキアの関係性が描かれることで、読者としての期待感も高まります。
ルードベキアが魔物の標的となっている理由や、彼女に襲い掛かる痛みの真相が明らかになる日が待ち遠しいですね。
次回以降の物語では、これらの謎が少しずつ解明されていくことを期待しつつ、物語の行方を見守りたいと思います!