
「夫を味方にする方法」はピッコマで公開されている漫画です。
今回は18話を読んだので、個人の感想と考察をご紹介します。
夫を味方にする方法18話の感想と考察(一部ネタバレあり)
この記事では、第18話を読んだ感想と考察をお届けします。
一部ネタバレを含む内容となりますので、未読の方はご注意ください!
ルードベキアの運命と新たな出会い
森の中で魔物に襲われ、命の危険にさらされたルードベキア。
彼女はその場で気を失ってしまい、次に目を覚ましたとき、目の前にいたのは意外にもタヌキのような魔物でした。
この魔物は他の魔物とは異なり、見た目も行動もどこか可愛らしく、恐ろしいというより愛嬌のある雰囲気を持っています。
こんな魔物なら、危害を加えるどころかペットにしたいとすら思えるほどです。笑
その後、突如現れたのは、首のない騎士のような魔物。
この魔物は、タヌキの魔物とは対照的に、見るからに不気味で恐ろしく、もし遭遇したら命を落としかねないような存在感を放っていました。
この危機的な状況で、タヌキの魔物はルードベキアを隠れるように促し、彼女を守るために行動を起こしてくれました。
この場面で感じられるのは、タヌキの魔物の優しさと、単なる「魔物」として括るには何か特別な存在感があるということです。
また、このタヌキの魔物は、ルードベキアの言葉を理解しているようでした。
単なる偶然ではなく、彼女の存在と何らかの因縁があるのかもしれません。
見た目の可愛さだけでなく、彼の行動や能力、そして彼が今後どのように物語に関わっていくのかが非常に気になるポイントです。
もしかすると、この魔物はルードベキアの味方として重要な役割を果たしていくのではないでしょうか。
次回以降の登場が楽しみです!
イースケの怒りと騒ぎの原因
ルードベキアが森で行方不明になっていた間、多くの人々が彼女を探してくれていたようです。
そして夜遅く、彼女は無事に見つけてもらうことができました。
しかし、彼女を見つけたイースケは怒りをあらわにします。
今回の怒りの原因は、毎回のようにルードベキアが巻き起こす騒ぎです。
これまでにも、部屋に魔物が現れたり、池に落ちたり、突然鼻血を出して倒れたりと、次々に事件を起こしてきた彼女。
さらに今回は森の中で行方不明になるというトラブルを引き起こしてしまい、周囲に大きな負担をかけていることに対して、イースケが堪忍袋の緒を切らした形となりました。
確かに彼の言い分も理解できます。
周囲の人々が心配し、彼女を助けようと動いてくれている中で、これだけ頻繁にトラブルが続けば、迷惑に感じてしまうのも仕方がないでしょう。
ただ、読者としては、ルードベキアに非があるのではなく、彼女が理不尽なトラブルに巻き込まれていることがほとんどであるため、責められるのは少し可哀想に思えます。
今回の森での迷子事件に関しても、原因は明らかにフレイヤです。
彼女が競争を持ちかけ、わざとルードベキアを危険な森へと誘導したことが今回の事態を招きました。
それなのに、ルードベキアが責められる形になってしまったのは不公平と言えるでしょう。
しかし、フレイヤの悪意が周囲に露呈していない以上、彼女の意図的な行動を誰も信じてくれない可能性が高いのが辛いところです。
イースケの怒りを買ってしまったルードベキアですが、彼女自身に責任がないことを理解してもらうためには、今後どのように行動するべきかが重要です。
イースケとの信頼関係を取り戻すには、真実を知ってもらうことが必要ですが、それをどのように証明していくのかが課題となりそうです。
イースケの心情と関係性の進展
イースケが怒りをあらわにした一方で、今回のエピソードを通じて感じられるのは、彼の怒りがルードベキアを心配しているからこそという部分もあるのではないかという点です。
もし彼が本当に彼女のことをどうでもいいと思っているのであれば、ここまで感情的になることはないでしょう。
イースケはルードベキアに対して厳しい態度を取ることが多いですが、その一方で、彼女が危険な目に遭うたびに助けに駆け付けるなど、無意識のうちに彼女を守ろうとする行動を見せています。
今回の怒りも、彼女が何度も命の危機に直面している状況に対する苛立ちと、彼女を救うために動き続ける自分自身への疲労感が混ざったものではないでしょうか。
このように、イースケの態度には複雑な感情が入り混じっているように感じられます。
彼がルードベキアを完全に否定しているわけではなく、むしろ心配している気持ちが徐々に表に出てきているのではないかと思われます。
今後、イースケが彼女への態度をどのように変えていくのか、2人の関係がどのように進展していくのかが大きな見どころとなりそうです。
まとめ
第18話では、ルードベキアがタヌキのような魔物と出会い、首のない騎士のような恐ろしい魔物から守られるという新たな展開が描かれました。
タヌキの魔物の存在は、彼女の物語に新しい味方を加える可能性を示唆しており、今後の登場が楽しみです。
また、イースケが怒りを見せる場面では、彼の心情に複雑な感情が絡んでいることが伺えました。
彼の怒りが単なる迷惑に対するものなのか、それとも彼女を心配してのものなのかは、まだ完全には明らかにされていません。
しかし、これまでのエピソードを踏まえると、イースケが無意識のうちにルードベキアを特別視し始めている可能性も感じられます。
次回以降、フレイヤの行動が明るみに出るのか、タヌキの魔物が再び登場するのか、そしてイースケとの関係がどう変化していくのか。
多くの謎を残したまま、物語の次の展開が待ち遠しいです!