夫を味方にする方法20話のネタバレを含む個人の感想と考察!

「夫を味方にする方法」はピッコマで公開されている漫画です。

今回は20話を読んだので、個人の感想と考察をご紹介します。

前回の19話の感想はこちら

夫を味方にする方法20話の感想と考察(一部ネタバレあり)

この記事では、第20話を読んだ感想と考察をお届けします。

一部ネタバレを含む内容となりますので、未読の方はご注意ください!

イースケの答えと揺れる心

前回、イースケから「ロマーニャに帰れ」と命じられたルードベキアでしたが、彼女は必死にここに残りたいと訴えました。

彼女の真剣な言葉にイースケも少したじろぎ、結局その場では明確な答えを出さず、無言のまま部屋を去るという形でその場が収まりました。

少なくとも、即座にロマーニャ送りにされるという最悪の展開は避けられたようです。

しかしながら、イースケからは外出禁止を命じられ、状況は決して良いものではありません。

これ以上トラブルを起こすと、今度こそ本当に追放される恐れがあるため、ルードベキアは細心の注意を払う必要があるでしょう。

とはいえ、今回の出来事にはプラスの側面もありました。

イースケの本音が明らかになったことです。

彼は、自分でも理由がわからないまま、ルードベキアの存在に心を揺さぶられていると告白しました。

これは、彼が無意識のうちに彼女を特別視している証拠ともいえるでしょう。

また、フレイヤとルードベキアの言い分が食い違っている件についても、イースケの心は微妙にルードベキア側に傾いている可能性があります。

しかし、幼馴染であるフレイヤへの信頼が完全に揺らいだかどうかは不明です。

彼の中で、ルードベキアとフレイヤに対する感情が交錯しており、その複雑な心情が物語の中で重要な役割を果たしていると感じられます。

フレイヤの「謝罪」とその裏に隠された本性

後日、フレイヤはルードベキアの元を訪れ、先日の嘘をついた件について謝罪をしました。

彼女の言い分では、イースケに責められるのが怖くて嘘をついてしまったとのこと。

しかし、これが本心からの謝罪であるとは到底思えません。

むしろ、ルードベキアを陥れた事実を隠すための上辺だけの言葉に過ぎないでしょう。

さらにフレイヤは、他の人がいない場面でルードベキアに謝罪をするという行動を取っています。

これもまた計算高く、自分の評判を保つための小狡い行動と感じられます。

人前では優しそうに振る舞いながら、裏では悪意を抱いている彼女の性格がますます浮き彫りになりました。

それでも、ルードベキアは笑顔でフレイヤの謝罪を受け入れたように見せかけます。

この対応は非常に賢明なもので、現状でフレイヤに敵意を露わにしても、周囲に敵を作るだけで分が悪いと判断した結果でしょう。

フレイヤは人望があり、表面的には善人として見られているため、波風を立てないようにしつつ、今後は彼女に対する警戒を強める必要があります。

次なる試練:メイド長の嫌がらせ

フレイヤの問題が一段落したかと思いきや、今度はメイド長による嫌がらせがルードベキアを襲います。

イースケの誕生日が近いということで、ルードベキアは彼へのプレゼントとして刺繍を贈ることを決意しました。

しかし、メイド長は「イースケが好きな木だから」として、柳の木を刺繍するよう助言してきたのです。

ところが、これは完全な嘘でした。

柳の木は、イースケの母であるオメルタ公妃が自ら命を絶った場所に生えている木であり、彼にとっては最も触れられたくない過去の象徴だったのです。

この真実をルードベキアが知っていたのは、小説の内容を記憶していたからこそ。

もしメイド長の言葉を鵜呑みにして柳の木を刺繍していたら、大変な事態になっていたことでしょう。

結局、ルードベキアは向日葵の刺繍を選びました。

向日葵には「希望」や「太陽」の象徴としてのポジティブな意味合いがあり、彼女の優しい性格が表れている選択です。

しかし、メイド長はルードベキアに「誕生日会には出席するな」というイースケからの命令を伝えてきます。

さらには、「渡す物があるなら自分が代わりに渡す」とも言い出しました。

これに関しては、メイド長の言葉そのものが嘘である可能性も否定できません。

誕生日会の出席禁止について、イースケが本当にそう命じたのか、それともメイド長の作り話なのか、真偽がわからない部分が不穏さを増しています。

特に、彼女が刺繍を勝手にすり替える可能性も十分に考えられるため、ルードベキアは注意深く対応する必要があるでしょう。

物語の今後の展開への期待

今回のエピソードでは、ルードベキアを取り巻く複雑な人間関係や新たな試練が描かれました。

フレイヤの謝罪に隠された悪意、メイド長の陰湿な嫌がらせなど、彼女の置かれた状況がいかに過酷であるかが浮き彫りになっています。

一方で、イースケの心情の変化や本音が少しずつ明らかになるなど、物語の中核をなす関係性にも変化が見られます。

イースケがルードベキアに特別な感情を抱いていることが表れ始めているため、2人の関係がどのように進展するのかが今後の注目ポイントです。

また、メイド長やフレイヤといった表裏のあるキャラクターたちが、どのようにルードベキアの生活をさらに困難なものにしていくのかも興味深いところです。

そして、彼女がこれらの試練をどのように乗り越え、周囲の人々の信頼を得ていくのかが大きな見どころとなるでしょう。

まとめ

第20話では、イースケとの関係性に微妙な進展が見られる一方で、フレイヤやメイド長といった人物からの嫌がらせが続き、ルードベキアの苦難はまだまだ続いています。

しかし、彼女の冷静な対応や芯の強さが感じられる場面もあり、彼女が逆境を乗り越えていく姿を期待したくなります。

次回の展開では、イースケの誕生日会が描かれる可能性が高く、そこが大きな山場になることでしょう。

ルードベキアがどのようにしてイースケの信頼を取り戻し、困難を乗り越えていくのか、今後の物語から目が離せません!

次回の感想はこちら

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