夫を味方にする方法23話のネタバレを含む個人の感想と考察!

「夫を味方にする方法」はピッコマで公開されている漫画です。

今回は23話を読んだので、個人の感想と考察をご紹介します。

前回の22話の感想はこちら

夫を味方にする方法23話の感想と考察(一部ネタバレあり)

第23話では、ルードベキアがようやくイースケに刺繍のプレゼントを手渡しする場面と、彼女がオメルタ公爵と初対面を果たす重要なエピソードが描かれました。

イースケとの微妙な距離感や、オメルタ家の複雑な家庭事情が物語の中心に据えられており、緊張感と期待感が入り混じる回でした。

この記事では、第23話を読んだ感想と考察をお届けします。

一部ネタバレを含む内容となりますので、未読の方はご注意ください!

無事に刺繍を手渡す!ルードベキアの努力が実を結ぶ瞬間

誕生会の主役で忙しく動き回るイースケに、ルードベキアはついに刺繍と手紙を直接手渡すことができました。

この刺繍は、彼女が一針一針心を込めて作り上げた向日葵のデザインで、徹夜で仕上げたもの。

時間も労力も惜しまず準備したプレゼントをようやく本人に渡せた瞬間には、読者としても安堵感を覚えましたね。

イースケの反応はというと、無表情で素直に受け取るというもの。

これには「もう少し喜びを表現しても良いのでは?」と感じた方も多いでしょう。

しかし、彼が拒否する素振りも見せなかったことは、ひとまずポジティブに捉えていいのかもしれません。

ルードベキアにとって、イースケの心情が読みにくいのは常ですが、もしかすると彼は感情を表に出さないだけで、内心では彼女の気遣いや努力を喜んでいるのかもしれません。

また、今回の刺繍の手渡しが「直接」であった点は重要です。

もしメイド長を介して渡していたら、嫌がらせや妨害を受けた可能性も高く、無事にイースケの手元に届く保証はありませんでした。

ルードベキアが自分の力で届ける選択をしたことが功を奏したとも言えます。

イースケがこの刺繍をどう扱うのか、また彼女の気持ちにどのような影響を受けるのか、今後の展開が楽しみです。

オメルタ公爵と初対面:緊張感が漂う場面

誕生会が終わり、ルードベキアはついにオメルタ公爵と初めて顔を合わせることになります。

オメルタ公爵とは、イースケの父親であり、この物語の中でも強大な権力を持つ重要人物です。

その彼と対面するシーンは、物語の中でも大きな節目となっています。

対話の冒頭では、公爵が穏やかな態度で接してくれたため、比較的和やかな雰囲気が漂っていました。

しかし、話題がある一点に触れた瞬間、空気は一変します。

それは、「イースケと初夜を迎えたのか」という問いでした。

このデリケートな話題に対して、公爵が真剣な態度で尋ねる姿勢には、彼が夫婦関係を「家同士の義務」として捉えていることが強く感じられます。

この問いかけは、ルードベキアにとってかなり不本意なものであったでしょう。

現時点で彼女とイースケがまだ夜を共にしていないのは事実ですが、それを彼女一人に責任転嫁されるのは筋違いです。

夫婦間の問題に第三者が口を出すべきではないという読者の意見も多く、この点ではルードベキアに共感を覚えずにはいられません。

また、このシーンを通して描かれるオメルタ公爵の性格も興味深いものがあります。

彼の怒りは、夫婦の「義務」が果たされていないことに対する苛立ちから来ているようですが、それが単なる家同士の利益や体面を守るためだけなのか、それともイースケを心配してのことなのかは、まだ明確ではありません。

この点が、彼のキャラクターに奥行きを与える要素になっています。

ルードベキアの課題:どう乗り越えるか

オメルタ公爵の怒りを前に、ルードベキアは複雑な状況に追い込まれています。

公爵の意向に逆らえば、彼女の立場が危うくなる可能性が高く、ロマーニャに帰されるという展開も考えられます。

しかし、イースケとの関係がまだ薄い段階で初夜を迎えるのも、彼女にとっては難しい選択です。

さらに、イースケ自身がこの状況をどう考えているのかも不透明です。

彼の無表情や寡黙な性格が、ルードベキアの負担をより重くしているとも言えるでしょう。

彼女がこれからどうやって公爵の期待をかわし、イースケとの関係を進展させるのかが、物語の鍵を握る重要なポイントになるはずです。

まとめ:小さな前進と新たな試練

第23話では、ルードベキアがイースケに刺繍を渡すことに成功し、物語が小さな前進を見せました。

しかし同時に、オメルタ公爵との初対面で新たな課題が浮かび上がり、物語が再び緊張感を帯びる展開となりました。

イースケとの距離を縮めるためには、まず彼の心を少しずつ開かせる必要がありますが、それが簡単でないことは明らかです。

また、オメルタ公爵の圧力や、ルードベキア自身の将来に対する不安など、彼女が抱える問題は山積みです。

それでも、今回の刺繍の手渡しのように、彼女の行動力と努力が結果を生む可能性があることを示している点は希望が持てます。

この先、ルードベキアがどのように困難を乗り越え、イースケやオメルタ公爵との関係を構築していくのか。

次回以降の展開が非常に楽しみです!

次回の感想はこちら

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